近くの書店で在庫を調べる
  • 著者出口治明
  • 出版社小学館
  • ISBN9784098252794
  • 発行2017年4月

本物の思考力

「数字・ファクト・ロジック」で考えよう

「日本は大学進学率が高い」「侘び寂びが日本の伝統文化だ」「日本では夫婦同姓が当たり前」――。こうした言説は、新聞やテレビでもなかば“常識”のように語られています。しかし、著者であるライフネット生命会長の出口治明さんは、「『数字、ファクト、ロジック』に基づいて考えれば、そのような“常識”は思い込みや固定観念によるものだ」といいます。たとえばOECDの調査によると、日本の大学進学率は先進国のなかでは低いほうなのです。 ネットなどで聞きかじっただけの情報をもとにしていては、適切な判断などできるわけがありません。日本社会に蔓延するゴシップや流言飛語に惑わされず、物事を正しく判断するには、リテラシー(本質を見極める力)を鍛えて正しい情報と間違った情報を見分け、「人・本・旅」から有用な情報を収集し、先入観にとらわれず物事をゼロから捉え直していくことが重要です。このような、出口さんが実践している「腹に落ちるまで考え抜く」方法を徹底的に解説します。

【編集担当からのおすすめ情報】 哲人経営者・出口さんのいちばんの判断基準は、「おもしろいかどうか」だそうです。 「物事を知ること、自分の頭で考えること、自分の意見を述べること。それらに貪欲になるほど人生はより豊かに、おもしろくなっていきます」(出口さん) なるほど。人生をかけておもしろさを追求する出口さんの本が、おもしろくないわけがない!?

>> 続きを表示