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  • 著者名越康文
  • 出版社小学館
  • ISBN9784098253111
  • 発行2017年12月

自分を支える心の技法 新版

「怒っている人」はなぜ手強いのか?
赤ちゃんは泣くことで不快を訴え、お母さんは「ごめんね」とおむつを替えたりします。この繰り返しで刷り込まれていくのは、怒れば他人をコントロールできるということと、怒っている人には丁重に対応してしまうという不幸なコミュニケーションのあり方。そのせいか日本人は、わけもなく怒っている怪獣や怒り混じりに大声で主張する政治家、街頭インタビューで怒りをぶちまける一般市民などになぜかシンパシーを抱いてしまう、「怒りに甘い文化」を持っているのです。
しかし、怒りにまかせたコミュニケーションは、結局ストレスの元になるだけ。家族関係、友人関係、仕事上の人間関係などで生じるストレスの多くは、不幸なコミュニケーション=対人関係に行き着きます。
自分の心を見つめ、怒りの正体に気付き、怒りをいなしてストレスをためない方法などを、テレビでもおなじみの精神科医・名越康文氏が詳説。大ヒット単行本『自分を支える心の技法』に大幅加筆をした完全版です。
【編集担当からのおすすめ情報】
これまで何冊もの本を上梓してきた著者が「“心”についてうまく説明できた会心の作」という『自分を支える心の技法』。今回、著者自身の加筆・修正で新しい作品として生まれ変わりました。「心」の正体と、それにどう向き合えばいいか、本書を読めばスッキリ納得できます!

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