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  • 著者よしもとばなな
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784101359175
  • 発行2002年10月

白河夜船

いつから私はひとりでいる時、こんなに眠るようになったのだろう-。植物状態の妻を持つ恋人との恋愛を続ける中で、最愛の親友しおりが死んだ。眠りはどんどん深く長くなり、うめられない淋しさが身にせまる。ぬけられない息苦しさを「夜」に投影し、生きて愛することのせつなさを、その歓びを描いた表題作「白河夜船」の他「夜と夜の旅人」「ある体験」の"眠り三部作"。定本決定版。

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