ガンに倒れた夫、そしてやってきた看取りの時。悲しみに浸る暇もなく、40代で未亡人となった著者は、数々の雑務に追われることになる。死去から葬儀までの段取り。銀行や役所での手続き。お墓選びのあれこれ。厄介な相続問題に、つらい遺品整理。忙しい日々が過ぎると、今度は「孤独」という試練が待っていた-。夫もぜひとも読んでおきたい、実体験からつづる"ボツイチ"の心構え。