• 著者野田知佑/著
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784101410135
  • 発行2003年0月

ぼくの還る川

「これがアユだ。きれいだろう」少年は眼を丸くしてアユを見つめ、しっかりと握ってテントの方に駆けていった-。美しさと豊かさを失いつつある日本の川を憂いながら、友とともにキャンプし川を下る。ダム行政による山河の破壊や愛犬ガクとの別れ。そんな鬱屈した日々の中で挑んだ釧路川単独行やユーコン紀行、思い出のフィンランド再訪など、ノダ流ダンディズムの結晶。

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