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  • 著者南直哉
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784103021322
  • 発行2018年1月

超越と実存 / 「無常」をめぐる仏教史

私とは、死とは、仏教とは何か――。「諸行無常(=すべての“実存”は無常である)」。そうブッダが説き始まった仏教は、インドから中国、そして日本へと伝わる過程で、「仏性」「唯識」「浄土」などの「超越的理念」と結びつき、大きく変化していった。「恐山の禅僧」が、ブッダから道元までの思想的変遷を「超越と実存の関係」から読み解く、かつてない仏教史の哲学。

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