旧制高校で出会った二人は、終生の友として励ましあい、文学と人生について語り合った-。大学の下宿先から、滞在先のパリから、そして「どくとるマンボウ航海記」の船上から-。昭和23年より36年までの、160通を超える手紙が伝える、熱い友情のドラマ。