伝説的な文壇の長老を父に持つルーシーは、その強迫観念から自分の過去を厳重に封じ込めていた。偶然、連続殺人鬼裁判の陪審を務めることになったが、あまりに残酷な証言を毎日聞くうち、ひどい悪夢に襲われるようになった。LA市警刑事マイロの紹介で彼女の治療に当ることになった臨床心理医アレックスは、彼女の心を徐々にほぐし、忌まわしい過去の記憶を掘り起していく-。