脆弱な指導体制で崩壊寸前の北朝鮮、狡猾な外交手法を駆使し覇権を狙う中国、未曾有の大震災による深い傷跡。そして有史以来ともいうべき厳しい現状を前に、迷走を重ねる民主党政権-。だが、直面する危機の連続は、わが国の決意次第では好機の連続となり、難関は大逆転のきっかけとなる。国民として国家として、今、何をなすべきか。力強き国家再生論。