背負っていかなきゃならない最低限の荷物、それは孤独…。川端康成賞を受賞した注目の新鋭、初の長編。海辺の街にひっそりと暮らす青年とふたりの女と出来そこないの神様・ファンタジーが奏でる切ない愛の物語。〈受賞情報〉芸術選奨文部科学大臣新人賞(第55回)