「分け入っても分け入っても青い山」大正15年6月、こんな句を詠んだ一人の俳人は行乞流転の旅に出ていた。種田山頭火-酒におぼれ、借金を繰り返す男が背負った「惑い」とは。その境涯を自由律俳句で表現した真意とは。今、再評価される異才の軌跡を写真で辿り、さらに新視点の評伝で彼の実像に迫る。
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