• Author鳥越碧
  • Publisher講談社
  • ISBN9784062750103
  • Publish Date2005年2月

一葉

15歳で戸主になり、貧しさゆえ作家になる決意をした樋口一葉。小説の師・半井桃水への恋情、歌塾・萩の舎での屈託を抱え、極度の借金に追われながらも、わずか十数ヵ月で鴎外、露伴らから絶賛され近代文学の頂点に立つ。24年の生涯を全力で生ききった、稀有な天才作家の儚くも美しい足跡を綴る、感動の長編小説。

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