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  • 著者川本八郎/著
  • 出版社中央公論新社
  • ISBN9784120040740
  • 発行2009年-1月

大学改革 : 立命館はなぜ成功したか

立命館は名門私立大学だが、一九六〇年代から七〇年代にかけて、激しい大学紛争に遭遇し、大学改革に後れをとった。しかし、七九年以降は飛躍的発展を遂げ、今日では質・量ともに、日本を代表する私立大学になっている。この改革は立命館の教職員、滋賀県や大分県などの地方自治体、経済界、中央官庁など、多くの人々の協力によって成し遂げられたものだが、それらの人々を立命館の改革に引き込んでいったリーダーは、大学改革に強い意欲と高い理念をもった川本八郎であり、彼なくしてこの改革はなしえなかったと言える。遠からずして危機の大波が日本の大学を襲うだろう。にもかかわらず、国公私立を問わず、大半の大学は改革の方策を見出せずにいる。本書は改革に最も成功した大学と言われる立命館の、改革の理念・中身とそこから得られた教訓を、改革の立役者が語ったものである。

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