少女が手に入れた舶来の眼鏡は、幕府を揺るがす大犯罪のカギだった!?時は家綱公の御世。日本橋で古物を商う「小坂屋」の跡取りお嬢・翠は数え十五の娘盛り、こぼれるほどに瞳の大きな器量良しだが、近目で不器用なのが玉に瑕だ。そんな翠のために謎多き"小父さん"勘兵衛が、和蘭渡りの眼鏡を取り寄せてくれた。神君家康公ゆかりの品というこの眼鏡にいざなわれ、翠は弟分・森之介とともに西国からやって来る「人買い船」を探す-書き下ろし時代長篇。
ユーザーページを閲覧するにはFacebook認証が必要です。
一度でもログインしたことがあれば、自動的にログインをした後、ユーザページにアクセスできますが、初めての場合はFacebook認証の確認画面が表示され、了解を得たのちにアクセスできます。