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  • 著者坂崎重盛
  • 出版社中央公論新社
  • ISBN9784120050374
  • 発行2018年1月

浮き世離れの哲学よりも憂き世楽しむ川柳都々逸

「諦めきれぬをどうあきらめた 諦めきれぬとあきらめた」──人の心のありようをうたった都々逸から、「箪笥屋は離れ座敷を嫁の部屋」など、ちょっとエロティックな川柳、破礼句(ばれく)、「世の中ね顔かお金かなのよ」といった回文まで、三五〇余りの句や歌を通して、日本人の心の機微、男女の情愛や性愛の世界を読み解く、不良隠居による「春画的」エッセイ集。

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