歴代大統領が安定した政権を維持、運営するためにどのようにメディアを操作してきたのか。またそうした情報操作の中で「インナーサークル」と呼ばれるホワイトハウス取材に関して特権を持つ集団は、政権となれあうことなく監視するという役割を果しえているのか。歴代政権、とりわけニクソン、レーガン、ブッシュ政権下で行なわれた捏造と虚偽宣伝をも含む熾烈な選挙戦略を振り返り、行政府と第四の権力の確執の実態を現場から報告。