• 著者竹下節子
  • 出版社中央公論新社
  • ISBN9784121505972
  • 発行2017年10月

キリスト教は「宗教」ではない / 自由・平等・博愛の起源と普遍化への系譜

「生き方マニュアル」として誕生した教えが、受難と復活という特殊性から「信仰」が生まれ、「宗教」として制度化したことで世界に普及するが、様々な思惑が入り乱れ、闘争と過ちを繰り返すことにもなった。本書は南米や東洋での普及を通じて、ヨーロッパ世界が相対化され、近代化に向かう中「本来の教え」が近代の普遍主義理念に昇華するまでの過程を激動の世界史から解読する。

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