多様な主体によって担われ,対象領域を拡張し続ける文化政策の課題と可能性を検証し,東日本大震災以降,歴史・記憶の継承などといったさまざまに要請される役割に応えるため,今後のあるべき姿を提言することでそのゆくえを展望しつつシリーズ全体を総括する.