イシュトヴァーンに、トーラスから出頭を求める使者がきた。彼の過去の行為が謀反にあたるとして告発されたというのだ。イシュトヴァーンは急遽トーラス行きを決定する。一方、歓呼の嵐のなかサイロン入りしたグインたちは、皇帝アキレウスと再会を果たし、シルヴィア、オクタヴィアの二人の皇女は皇帝のもとに迎え入れられる。さらに皇帝は、かねての約束どおり、グインを大元帥に任命、ケイロニア王の称号をも授けた。