• 著者金蓮花
  • 出版社集英社
  • ISBN9784086002141
  • 発行2003年1月

砂漠の花

王国カナルサリの人々は、生涯にただ一度神託を授かり、それを護符として生きる。しかし、国を担う王だけは人生で二度、神託を授けられた。-女王となったカリュンは、戴冠式の日ふたつの神託を授かる。それは、"和を持って統治する"と、"血によって支配する"というものであり、彼女に二通りの未来を示した。そして、カリュンの運命の車輪は、ある青年との出逢いによって廻り始める…。

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