一八九八年から始まった東京藝術大学卒業制作の自画像コレクション。「自分」と向き合い、時代と格闘した若き芸術家たちの自画像は、私たちに何を語りかけるのか。類例のない稀少なコレクションと画学生たちの秘められた人生に光を当て、近現代日本人のこころの在り様を浮かび上げる。