あなたが知っているクロールや平泳ぎは、唯一の正しい泳ぎではないかもしれない。体組成や泳距離などにより、泳ぎ方は変化するからだ。本書では流体力学の知見や一流選手の泳法分析を踏まえて、泳ぎを効率の良い手のかき・足の蹴りなど個々の動作に分け、反復練習によりその動作を脳に覚えさせた後、再度組み立てなおす"ビルド"という画期的トレーニングを提示。これまで日本水泳界で等閑視されてきたコーチングを見直し、誰でも応用可能なフォーム創りを理論化した決定版の水泳入門。