ソフトウェアの生産性が高いOSとしてUnixが広く使われるようになってきた。マイコン開発にもUnixを導入するケースがふえている。ただ、Unixは大きなシステムであるため、使いこなすのがかなりむずかしい。そのため本書では、著書の10年近いUnix経験をもとにして、マニュアルだけではわからないような情報をふんだんに公開した。シェル、C言語、開発ツールの三つが本書の柱である。