カラーのオリジナルページを多数追加し、待望の文庫化!
「ちいさなうさこちゃん」「パディントン」シリーズの翻訳などで知られる著者の松岡享子さんは、長年児童文学の翻訳や研究をし、図書館や家庭文庫で大勢の子どもたちを観察し続けてきました。そんな松岡さんが、「子どもが読書の楽しさを発見する為に大人は何を手助けできるか」という事を著したのが本書。1987年に単行本が刊行され、24刷まで版を重ねている大人気のロングセラー本です。
本書では、子どもが最も喜んだ34冊を紹介し、読み聞かせのコツや優れた絵本を選ぶポイントを解説。また、松岡さんが東京子ども図書館の「おはなしのへや」で子どもたちに語りかける様子や、バラの咲き誇る図書館の素敵な外観などを撮り下ろしたオリジナルページもカラーで多数、追加収録しました。
『おさるとぼうしうり』『おやすみなさいのほん』『ぐりとぐら』『三びきのやぎのがらがらどん』『ちいさいおうち』……可愛い絵本の写真がたっぷりと入っていますので、見て楽しく読んで面白い絵本ガイドです。