• 著者池波正太郎
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784167909659
  • 発行2017年11月

鬼平犯科帳決定版 23

2017年、本格時代劇アニメ「鬼平 ONIHEI」登場。

本格時代劇というアニメの新ジャンルを拓き、海外(おもに北米・ブラジル・フランス)での評価も高まっている。



原作はもちろん、池波正太郎の「鬼平犯科帳シリーズ」である。



人気絶大のシリーズ全24巻を、さらに大きな文字とふりがなを増やした【決定版】で順次刊行中。



第23巻は、平蔵の身辺に大きな変化あり。

謹厳実直で温厚な人格者であった平蔵の亡父・宣雄の隠し子が出現。平蔵は、腹違いの妹・お園を妙に気に入り、お園のためにひと肌脱ぐ(「隠し子」)。

そして特別長篇「炎の色」では、二代目の首領を継いだ女盗賊・お夏に気に入られた密偵おまさと、平蔵の役宅で働くようになったお園、平蔵の配下の女性二人の活躍がめざましく、ときに妖しい。

お園の出現に、新たなる物語の始まりの予感。

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