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  • 著者中野京子(ドイツ文学)
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784167910402
  • 発行2018年3月

名画の謎 陰謀の歴史篇

『怖い絵』シリーズ著者の絵画エッセイ



2017年に兵庫と東京で開かれ、記録的な来場者数となった

「怖い絵展」。その特別監修者を務めた中野京子さんの

『怖い絵』シリーズに並ぶ人気作が『名画の謎』シリーズです。



シリーズ3作目となる「陰謀の歴史篇」では、

フェルメール、ラファエロ、ゴヤ、ブリューゲルといった

時代を代表する画家たちが残した名画の数々を読み解きます。



そこには、権力へと強欲な手を伸ばし、運命に翻弄され、

恋に身を焦がす人々の営みがときに鮮やかに、

ときに冷酷に描かれています。



中野節は、今作でも健在。

画家を魅力し、世間を騒がせた人間たちのドラマに迫ります。



文庫版の解説は、宮部みゆきさん。

中野さんの著作の大ファンだという宮部さんが、

熱い思いを綴ってくださいました。



絵の中で語られている物語を知れば、

絵画鑑賞は何倍も楽しくなる。

そして、

絵を見れば、歴史はもっともっと面白くなる!

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