昭和55年、弘之と悠子は、大学のキャンパスで出会う。翻訳家と同時通訳として言葉の海に漂い、ふたりは闘い、愛し合い、そしてすれ違う…。言葉と闘う作家が描く、至高の恋愛小説。〈受賞情報〉島清恋愛文学賞(第23回)