「草どん、語ってくれろ」どこからともなく現れた子狐は、目の前にいた草に話しかけた。物語をせがむ子狐に、草どんは重い口をひらく……。子狐に山姥、乙姫に天人、そして龍の子。民話の主人公たちが笑い、苦悩し、闘う! 「俺たち、本当に存在しているんですか?」やがて物語は交錯し、雲上雲下がひずみ始める。物語が世界から消えてしまうのか?不思議で懐かしい、ニッポンのファンタジー。
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