第二次世界大戦のさなか、軍靴の音が近づく1940年のパリ。歌手になるという夢をかなえるため「ジャンヌ・ダルク」の舞台を目指す15歳の少女・マリオンはある日、自分とそっくりな少女と出会う。ジャンヌに思いを馳せるもう一人の少女、そして舞台の裏に張り巡らされた、麻薬取引の陰謀。マリオンは、民衆に希望の歌声を届けられるか?ひたむきに生きる少女の物語、完結!