46歳のD・T・ジョーンズは若い頃ペリイ・メイスンやクラレンス・ダロウのような弁護士をめざしたが、今はしがない離婚専門の弁護士稼業。自ら苦い離婚歴があり、酒飲みでギャンブル狂のせいかカネには無縁なうえ、女に弱い。そんな彼の許へ、ある日たてつづけに三人の依頼人がやってくる。いずれもやっかいな仕事で、頑固な女性客たちに振り回されながら、D・Tの悪戦苦闘がはじまる…。さらにD・Tは、離婚後も交流ある元妻ミシェルと8歳になる娘ヘザー、現在の恋人バーバラにも振り回されて、彼自身の離婚をめぐるラブ・ストーリーも同時進行していく…。