激動する幕末、尊王攘夷運動、薩長の討幕運動で傾いていた幕府のために身を挺して闘い抜いた新選組。鳥羽・伏見の負け戦で徳川慶喜、松平容保が遁走し、二人の主人に見捨てられた隊士たち。個人の剣の力とチームワークによる団体戦の技術が時代の新しい風の前に通用しなくなった…。"士道"を貫き浪士組結成から箱館戦争までの7年間を駆け抜けた幕末最強軍団の真実に迫る。