本書では、マーケティング・リサーチをマーケティング活動を支える情報機能ととらえ、そのエンジニアリング技法を調査のステージ別に紹介した。データは測定を通じて自らが生み出すものである、というデータの主人公の立場から調査の技法を述べ、課題発見にしろ課題解決にしろ、目的にかなったデータを得るために実験計画的に調査を行う、という積極的なリサーチ活動に焦点をあてている。