オピオイドを拒否する患者さんには,その理由を尋ねてみる。終末期の患者さんの,つじつまの合わない言葉に付き合う。現実とかけ離れた希望も,否定せず大切にする。そんな1つひとつのケアが,患者さんと家族の大きな助けになる。日常のケアを裏付けるエビデンスから「今,できる緩和ケア」を考える本。