骨の髄まで客観視、という清少納言の姿勢に私は惚れぼれしてしまう…。随筆の原点「枕草子」をリミックス。1000年前の都会の30女・清少納言との架空対談あり、絶妙な意訳あり。随筆一筋20年の著者が放つ快作。