戦後のヨーロッパ音楽界で最も功績のあったマネージャーの1人ゼーフェルナーの回想録。ウィーン・コンツェルトハウス協会事務長をはじめ、ウィーン音楽祭の主催、国立オペラでベーム、カラヤンのもと副監督を歴任。'61年からベルリン・ドイツ・オペラでゼルナーを補佐し、'72年から総監督、'76年からはウィーン国立オペラ・ディレクター、というようにオペラの本場ヨーロッパでその中心として活躍した彼が描く黄金時代のウィーン音楽界史。