ジョン・コルトレーンがフリー・ジャズの荒海に力尽きたとき、ジャズもまた死んだのだろうか?-従来の進歩史観を捨て、諸サイクルの交替の歴史としてジャズ史を読み直すとともに、常に20世紀アメリカ社会とともにあったジャズの真実をあますところなく描く。