• Author西村京太郎
  • Publisher新潮社
  • ISBN9784101285115
  • Publish Date1998年6月

猿が啼くとき人が死ぬ

奇妙な話だった。雑誌記者広川が殺されたとき、彼の部屋でなぜか猿の啼き声がしたという。最近彼は何かを嗅ぎつけ、日光まで取材に出掛けていた。そこで十津川も、特急けごん13号に飛び乗った。やがて事件の核心が見えてきた。不動産会社幹部が死亡した五年前のビジネス機墜落事故。残虐な策謀と熾烈な派閥抗争が隠されていた。冷酷な組織犯罪の罠に十津川も震撼した。長編ミステリー。

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