「鬼平犯科帳」「必殺仕掛人」「剣客商売」などの名作を届け続けてくれた池波正太郎の糧は、映画であり食べることであった。早起きして映画、おいしいものを食べてまた映画、そしてちょっとひっかけ、帰宅して仕事、夜食、読者…。素晴らしい至福のひとときが伝わる映画人生の記録。