• 著者藤沢周平
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784167192273
  • 発行1992年9月

三屋清左衛門残日録

日残りて昏るるに未だ遠し-。家督をゆずり、離れに起臥する隠居の身となった三屋清左衛門は、日録を記すことを自らに課した。世間から隔てられた寂寥感、老いた身を襲う悔恨。しかし、藩の執政府は紛糾の渦中にあったのである。老いゆく日々の命のかがやきを、いぶし銀にも似た見事な筆で描く傑作長篇小説。

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