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  • 著者ショーン・B.キャロル 高橋洋(翻訳家)
  • 出版社紀伊國屋書店
  • ISBN9784314011471
  • 発行2017年6月

セレンゲティ・ルール / 生命はいかに調節されるか

分子から人間、ヌーの群れから生態系まで――すべては調節されている。
「生体を維持するべく体内で様々な種類の分子や細胞の数を調節する分子レベルのルールが存在するのと同様に、一定の区域における動植物の種や個体数を調節するルールがある」
本書で著者は、生命の《恒常性(ホメオスタシス)》という概念を提唱したウォルター・キャノンや、《食物連鎖》の仕組みを示して《生態学(エコロジー)》の礎を築いたチャールズ・エルトン、分子レベルの調節の原理を解き明かしたジャック・モノーほか、生物学・医学における数々の偉大な発見に至った過程を活写。生体内における分子レベルの《調節》と生態系レベルで動物の個体数が《調節》される様相とのあいだに見出した共通の法則と、蝕まれた生態系の回復に成功した実例を、卓越したストーリーテラーの才を発揮していきいきと綴っている。
E. O. ウィルソン、ニール・シュービン、シッダールタ・ムカジーら絶賛!

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