驚異的な進展を遂げた80年代のガン医学・医療。ガンとの闘いの記録を持続して書き続けている著者の第一作『ガン回廊の朝』から10年、いま再びガン制圧という難問を克服するために努力を重ねる研究者や臨床医たちに焦点を当て、研究や開発の発想の原点や臨床での取り組みの経過と成果をドラマチックに描く。