目次 まえがき 捕虜になるまで / 2 終戦前夜 戦後の犠牲 アーロン収容所へ 捕虜生活に入る 強制労働の日々 / 36 女兵舎の掃除 乞食班、泥棒班…… 「これが捕虜の顔だ」 屠殺と飼育 イギリス人の残忍さ 騎士道英国 イギリス下士官「禿鷹」 泥棒の世界 / 76 泥棒になるまで 日本兵の奴め、泥棒では神様だ 演劇班と泥棒 ビルマ人の盗み イギリス人少佐の盗み 捕虜の見た英軍 / 102 青白きインテリはいない 算術のできないイギリス兵 イギリス兵の責任感 「イングリ」とインド兵 剛健愚直なグルカ兵 インド兵の見た日本軍捕虜 黒い皮膚をめぐって インド兵の信頼を失う 頼りないインド人 インドの太陽 日本軍捕虜とビルマ人 / 153 ビルマ人兵補モングイ 糞尿集荷作業にて イラワジ河の船頭 ビルマの青年の楠公精神 「日本の兵隊さんの子」 怒らないビルマ人 再び「残虐性」について よく働くビルマの子供 戦場と収容所-人間価値の転換 / 187 対陣中の統率者 戦場から収容所へ 捕虜生活の新指導者(1) 捕虜生活の新指導者(2) 捕虜の慰め 『魚の歌』 帰還 / 226