その空白地帯に挑んだ探検家たちの旅を追い、著者も谷を踏破。7年後、再び挑むが、想定外の出来事の連続で旅は脱出行と化し…。〈受賞情報〉開高健ノンフィクション賞(第8回・2010年),梅棹忠夫・山と探検文学賞(第1回)