第一章をのぞく各章とも、言語に関する素朴な疑問から出発して、その疑問に答えるためにはどのようにしたらよいのか、という形で議論を展開するスタイルをとっている。そして、しばしば複数のアイディアが紹介され、その利点や難点が検討されることになるが、必ずしも一つの「正解」に達するとはかぎらない。