• 著者稲垣史生
  • 出版社河出書房新社
  • ISBN9784309472447
  • 発行1993年2月

考証江戸武家史談

天正十八年八月、徳川家の武士たちはそろいの白衣に身を包み、江戸へ入城した。それから三百年、城中では将軍宣下をはじめとする儀式、正月から歳末まで四季おりおりの行事がくりひろげられた。これら武家の典礼と将軍の日常、大奥の生活を多くの資料から掘りおこし、また創業の功臣、太平の世の汚吏と黒幕、幕末の志士ら時代を彩る武士を描き武家社会の実相に迫る。

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