美しさを保つため、若い娘たちの血を浴びたといわれる「血の伯爵夫人」。夫人の怨念が「バートリ家の呪い」として現代にも引き継がれ-。ドイツを訪れた由利子、旭子、香子、そして真由子は、美しい古城に招かれた。華やかな宴の後、城主マリアに導かれ旭子が消える。二人の後を追った由利子と香子が辿り着いたのは、棺の並ぶ納骨堂。四人は「呪い」の犠牲に。