• 著者霜島ケイ
  • 出版社小学館
  • ISBN9784094301113
  • 発行1993年11月

鬼族狩り / 封殺鬼シリーズ1

三沢成樹は、一年ほど前から、女の姿を白日夢としてみるようになった。緋色の袴の、巫女装束。神々しいまでに、美しい女だ。それが出てくるのは、授業中でも、食事中でもおかまいなし。現実には会ったことも見たこともない。それなのに"知っている"と感じる女の顔だ。そんなある日、彼は、戸倉聖と名乗る若い男から声をかけられる。"こうみえても、オレは、千年も生きとるんや"というその男が現れてから、成樹の周囲に次々と奇怪な事件が起き始める。時空を超えて、現代に生きる"鬼"を描く怪奇幻想ワールドの傑作。

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