世界は広し人はさまざま。この世の中には想像を絶するくらい奇妙な人がいるものである。子供の頃から、サラリーマンに身をやつしていた時期まで、多種多様の「ヘンな人」を目のあたりにしてきた中島らもが、そんな愛すべき人人の往生を願いつつ、絵と文で「たまらなくヘンな人々」の実情を白日のもとに晒し出す。あなたの周りにも、ヘンな人々は棲息してるんである。隣の人を侮ってはいけない。