日本を代表する企業の創業者たちの言行をつぶさにみるとき、それらが中国の歴史や古典にあることとみごとに一致する。それにしても、次代の先覚者たちが、これほどまで同様の苦難を体験していようとは。歴史はまさに人生の教科書である。人間の真価が問われる今日、中国歴史小説の第一人者が「人はいかにあるべきか」を記す。