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  • 著者梅原猛
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784101244082
  • 発行1995年3月

海人と天皇 下巻 / 日本とは何か

聖武帝の不安と虚勢、異様なまでの仏教への帰依は何故か。孝謙女帝の"王を奴に、奴を王に"という身分制破壊への意志と、素性定かならざる道鏡への異常な愛は何に由来するのか。両天皇の母であり祖母である宮子が伝承どおり海人の娘であったという仮説は、その謎を解く。-女帝の時代を背景に、後の時代をも決定した古代象徴天皇制の核心を解明する「梅原日本学」の新展開。

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